超コツコツ日記

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2012年11月03日20:37

恐山

と言うことで、全国約1名(一人はオレ)の皆様(主にオレ)お待たせいたしました。犬神サアカス團のニューアルバム・・・と言うか、デビューアルバム「恐山」のレビューでも延々書いていくか。総評としては、おぞましいほどの名盤だと思う。いやまぢで。何か、当初は単純に、「また初期の頃みたいなドス黒い曲がききたいなぁ~」くらいにしか思ってなかった。し、一聴した感じでは「おお、地獄の子守唄のころが帰ってきた。」と言...
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恐山
2012年11月03日20:37      cat  :  気分
と言うことで、全国約1名(一人はオレ)の皆様(主にオレ)お待たせいたしました。

犬神サアカス團のニューアルバム・・・と言うか、デビューアルバム「恐山」のレビューでも延々書いていくか。

総評としては、おぞましいほどの名盤だと思う。いやまぢで。

何か、当初は単純に、「また初期の頃みたいなドス黒い曲がききたいなぁ~」くらいにしか思ってなかった。し、一聴した感じでは「おお、地獄の子守唄のころが帰ってきた。」と言う、懐古感と「演奏力が上がった分、不思議な不気味さはなくなったなぁ~」と言う感想を持ってた。

でも、発売以降、ぶっちゃけこのアルバムしか音楽に触れていない位のレベルで聞き込んでいった結果、それ以上の色々な作り込まれた部分が見えてきた・・・気がする。そこには、多分に神格化してしまったオレの誇大な妄想も含まれるかもしれないけれども、それでも、凄いアルバムだこれは。

構成こそ、絶対的名盤「地獄の子守唄」に酷似しているけれども、奥に込められた意図の量がけた違いだと思う。

直接的なグロ表現が減ったけれども、その分、雰囲気によるグロ表現が増した。

この事について弟と話してる時に「地獄の子守唄が『日野日出志』の世界観に近かったとすれば、恐山は『つげ義春』の描くリアリティのある不条理な世界観に近いよな。」と言う表現に落ち着いた。

要するにそう言うことだ。

ちなみに、関係ないけれども、これをもっと荒唐無稽にすれば、蛭子能収の描く世界になると思う。

と、まぁ、そんなアホみたいに深い世界観を構築してしまった意味でも、「犬神サーカス団」は「犬神サアカス團」に進化したのだろう。「犬神サーカス団」の頃では考えられなかった表現の幅の増加がそこにはある。

ついでに、編曲やミックスについても、ここ最近の凶子さんの声を潰して、ギターが前面に出てきていた、メタルだけど軽い感じではなく、(おそらく)切り捨てていたであろう低音域を起こし、ギターの音を変える事で、初期のころ(たとえば、赤猫収録の「血の償い」)のようなのびやかな凶子さんの高音域を楽しめる楽曲もある。

美しい和風ロックの形がここにあるのは間違いないだろうて。

と、味噌クソに持ち上げたところで、恒例の一曲ごとの感想でも・・・(↓)


○故郷和讃
もはや、犬神サアカス團の基本ともいえる一曲目の語り。今回は、何と「人間椅子」の「鈴木研一」が声を担当。うぬぬ・・・無駄に豪華。と言うか、津軽弁(だよな?)うますぎねぇか?普通に現地の方かと思った。バックの音楽は、後半に出てくる「虫唾」のイントロ部分の曲だな。ここでの内容が、最後の「後生車」→「恐山」の流れい生きてくる辺りの演出は、さすがと言ったところ。


○被害者面
最初の語りからイメージするに、「夕焼け」みたいなノリで「奇形児」ネタでもやるのかと思ってたけど、全然違ってた。もう、ひたすら爆笑するばかり。ここまですっきりする歌なんて、「鳥肌実」か「GOヒロミ44」のネタくらいからしか聞けないと思ってた。こんなの、発表して大丈夫なんだろうか・・・聴けば分かるけど、どう贔屓目に聞いても、あの「脳髄キムチ国家」のキチガイへの宣戦布告だよな・・・何度聞いても笑ってしまう。今後、日朝戦争でも起こるのであれば、その時のテーマ曲は間違いなく、この「被害者面」だ。


○絶望讃歌
今アルバムに収録されてる情次兄さんの作曲曲の2曲のうちの1曲。ここ最近の情次兄さんのイメージからすると結構意外な曲。イメージとしては「待ちわびた日々」に近いか?「被害者面」のせいで、曲のイメージが薄くなっちゃってるけど、たぶん「被害者面」→「陰謀論」のつながりのクッションの役割もあるんだろう。こんなドス黒い曲がクッションってのもあれだけども。


○陰謀論
「キムチ野郎」自体は、笑って愛でる事が出来たとしても、本当にやばいのは、この曲だ。今の日本の現状を実に実に正確にうたっている。正確すぎて、このアルバムを最後に、犬神サアカス團が居なくならない事を祈るばかり。一番やばい存在は?と言うアンケートをとあるテレビ番組がやってたけど、その中で、一番やばい存在だったのは「チョン」でも、「シナチク」でもなく、「売国日本人」だったと言う・・・まさに、そう言う歌ですよね。そもそも、うんこの付いたトイレットペーパー以下の「朝日新聞」とか、ウジの湧いた脳みその持主「福島瑞穂」が存在していなければ、従軍慰安婦なんて言葉、この世になかったんだからな。「その結果、私は祖国を失った」と言う語りは、笑えない深刻な問題だと言うことだろう。


○排水溝
「排水溝」と言えば、日野日出志の世界観に置いてなくてはならない場所。ここまでの、実に日本人らしい曲から一転した、犬神サーカス団らしい1曲。イメージとしては、「デニス・ニルセン」に殺された被害者たちの呻き声。のような、そんな感じがする。なんか、こんな曲を聴いてホッとするオレもオレだけど、それでも、こう言うただグロい曲こそ、犬神サーカス団の真骨頂であり、犬神サアカス團に受け継がれた意志なんだろうて・・・ただ、これまでにない、ドラマテッィクな曲の展開は、実に聴きごたえがあると思う。

○紅雀
これも「カナリア」「陽炎」あたりから続くアルバム1枚に1曲は入っている定番中の定番バラード。ギターのアルペジオから始まって、途中でギターがギューンってなって盛り上がるやつだ。今回は、序盤のアルペジオもエレキギターだったけれども。内容は、敗戦後、米兵に体を売って生き残ろうとする女の哀歌かな。こう言うの書かせると、ホント天才的だと思う。

○燐寸喞筒
多分昭和30年代のレコードをイメージしたんだろう。全編にかかってうっすらと流れるノイズは。ついでに、この曲だけ、たぶん編集で中音域を切って、レコードっぽい編集をかけてるんだと思う。なのになぜか、歌詞自体は、構ってちゃんが暴走したような廃人の歌。確か、思い込みで本当に痣とかできる人間がいたような気もするけど・・・これは、実際にモチーフにした事件とかあるのかなぁ?

○嘔気
ある意味定番のフルアルバムに1曲は入っているどうすれば良いのかよく分からない曲。「寄生虫」とか「でもわざとじゃない」とか、たぶんその辺に近いものがあるんだろう。しばらくした後、ポッと思い出して聞いたら、意外と名曲だったとか、そんな事も結構あるんだけどな。ただ、前述の曲と比べるとかなりカッコいい編曲になってるから「最後のアイドル」のカップリングだった「ドロドロ」とかに近いか?

○浅草心中
曲名を聴いた瞬間、筋肉少女帯の「高円寺心中」を思い出した。けれども、「高円寺心中」みたいなキチガイ二人の恋物語じゃあない。どちらかと言えば、実際に居そうなダメな男のために人生をかけて、人生を棒に振る女の歌。ポジション的には、地獄の子守唄における「白痴」のポジション。ノリは確かに「白痴」に近いものがあるけれども、内容的には、「白痴」と比べれば局所的な感じ。このアルバムでは唯一キャッチな楽曲だね。

○蜘蛛女
単純に、馬鹿みたいにカッコいい編曲と圧巻のポエトリーリーディングだけで、おなかいっぱいな楽曲だけれども、この曲はそれだけじゃあ終わらない。この曲こそ、「犬神サーカス団」が、新しい表現の世界に進化した曲だと思うから。これまでの犬神サーカス団の曲は基本的に、「悪意」か「悲哀」のどちらか一つを主軸に置いて展開する曲だった。でも、この「蜘蛛女」は、「悪意」に満ちた蜘蛛女の話の中で、蜘蛛女が「悪意」に満ちた人格へと落ちて行った「悲哀」の表現が曲として、見事に融合している。それは、大好きな江戸川乱歩の「落ちざるをえなくて、狂気に落ちて行った非人間」であり、早見純のような、悲しみの狂気にも通じる考えうる中で最高の世界観。ついに、「犬神サアカス團」はその域に達してしまったわけですね・・・うぬぬ。ホント、名曲だ。

○虫唾
この曲は、聴くからに2回爆笑した。ひとつは、イントロ部分。これはどう聞いても「銭形のとっつぁんのテーマ」にしか聞こえない。昭和の日本だからって、これは良いのか?しかも、これを、アルバムの1曲目でも使うとか、確信犯すぎると思うのだけれども・・・そして、もうひとつは、このアルバムの裏のテーマ(だろう)「脳髄キムチ王国」のキチガイ。特に、在日チョンの事を歌っている・・・と思う。少なくともオレには、そうとしか取れない。その立場で聴くと、もう爆笑ものだろ。「他人のサルまねばかりする」「平気で事実を捻じ曲げる」「ホントの名前を言わない」などなど・・・オレも確かに大嫌いだ。ここはあんたの部屋じゃない。さっさと出て行ってほしいもんだ。正義感の強い銭形警部に、この生ゴミどもを排除してほしいとか、そんな事考えてん作ったんじゃねぇの?とかまで、妄想してしまう名曲。

○後生車
このアルバムのもう一つのテーマである。古き日本。の中でも、首を絞められるように閉鎖的な田舎の村の感じが凄く生生しく描写されてる。特に、今は、時期が時期だけに、凄いリアルでしょうがない。間奏での、ジンちゃんと情次兄さんの掛け合いについては、「洗脳」に近いかと思ってたけど、どちらかと言えば「涅槃に咲く白い花」に近いか?ただ、内容の重苦しさは、そのどれをも群を抜いて素晴らしいけれども。

○恐山
そして、この曲。このつながりに、初めて聞いた時は鳥肌がおさまらなかった。凄まじい名曲。地獄の子守唄(曲の方)に始まった、ミディアムテンポの和風ロック。実は、このタイプの曲については「籠の鳥」を聴いた時に、完結したと思ってた。これ以上のものはもう出てこないだろう。15年の歴史の最高傑作だろうと。その「籠の鳥」をも超える名曲が、まさか出てくるとは・・・タイガードライバー91に震えていたとき、初めてエメラルドフロージョンを繰り出された時のような感動(ちょっと違うか?)がそこにあった。今度こそ、完結した。と言いたいところだけれども、これが「犬神サアカス團」の最初の産声だとすれば、これから先、どれだけのものが出てくるのだろうか・・・いきなりこんなものを出してしまって大丈夫なんだろうか・・・2枚目以降のアルバムに、嫌がおうにも期待ばかりが膨らむ日々になってしまった。


と、まぁ、あほみたいに長くなってしまった。(たぶん、これまでのアルバムでも最長だと思う)

それだけ、このアルバムが名盤だと理解していただければいいです。

あとは、犬神サアカス團と言うバンドが、世のあらぬ力によって亡き者にされない事をただただ祈るばかり。

取りあえず、一度は聞いてみるべきだと思う。これまでの、犬神サーカス団とは、百味違う恐ろしい名曲たちがそこに存在しているから。




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つぶやきの一言

志茂田 聾二

Author:志茂田 聾二
偶然と必然に彩られたまま
気がつけば
こんな瞬間を過ごしておりました

長い一日が過ぎ
短い一年を過ごし

新しい命とともに
ただ
目の前にある情景を
少しずつ刻み込む毎日に
もうそれで
何も足りないものなど
ありはしなくなりました

カピ次郎君とカピニュウム3世
黒うにん
ドン・キホーテ
集まったはぐれ”うにん”
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