大自伝を読んで〜志茂田さんの感想

2007年10月11日 22:18

最近また仕事面でもプライベートな面でも色々やりたい事と言うか、やらなければいけない事が増えてきている。偉そうに言ってみれば「忙しく」なってる気がする。そんな中でも、やっぱり嫁と遊びに行ったり、ダラダラゲームやったり、本読んだり、ギター弾いたりやりたい事ばっかりやってる。どこにそんな時間がある・・・と言われれば、その分やらなきゃいけない事が遅れてるだけなんだけど・・・

やりたくなった時以外はモチベーションが上がらないから、その時々にやりたい事をやる。どんなにやる事が増えても。高校の頃からの相変わらずなスタンスです。

基本的に、やらなきゃいけない事も、自分のやりたい事も常に一緒くたにやる。それが出来なくなった時は、多分倒れる時なんだろうな。去年の入院騒ぎよろしく。

さてさて、そんな中で今はコレしか読んでない。(↓)

筋少自伝


筋肉少女帯自伝。

先日嫁と遊びに行った時に買ったもの。と言うか、殆どコイツ目当てで商店街に繰り出したんだけど・・・香川でこんな本売ってるのは宮脇書店本店位しかないだろうと思って。

結構なページ数だけど、もうほとんど読んでしまった。メチャクチャ面白い。「ナゴムの話」読んだ時もかなりのもんだったけど、ナゴムのバンドは全部知ってるわけでも、全部好きなわけでもないからどうしても自分の好きなバンドばっかり読んじゃう。でもコレは頭から全部筋肉少女帯。面白くないわけがない。

特にオーケンの話はよく聞くけど、普段黙して語らずなウッチーやおいちゃんの話が沢山載ってることがうれしかった。もちろん橘高の話も。アルージュとか当時のビーイングとかについてほとんど知識がないから、知らない事だらけで新鮮だったし。って事で、まだオーケンだけ読んでない。最初にウッチーから読み始めた。

筋少凍結のあたりだって、オーケンからの目線は良く聞くけど、実際に屋号を守り通したおいちゃんやウッチーの目線からはあんまり語られる事がなかったからなぁ〜。

読んでてやっぱりこのメンバーは最高だなって思ったよ。

と言うか、とにかくウッチーがステキ。文章からも人の良さが出てるし、やっぱり大好きだな〜あの人。ビバみりたマ。イヤホンとに。何だか、物凄く苦労したんだろうけど、性格的に何かのほほ〜んととそれでいて皆から好かれてみたいな・・・いかん。オレの書き方も内田調になってきてる・・・マァ、癖の強い文章だったけどね。

橘高の話も凄くよかった。ただのメタル野郎かと思ったらとんでもない。オーケンやウッチー所じゃない暗黒の過去をお持ちで、それであの明るさと優しさを持った3児のパパだと考えると、ますます好きになった。だって、橘高の優しさクッションがなかったら今回の復帰だってもっと難航してたと思うんだもの。

おいちゃんは、元々予想して通りの面白ろ人生。凄くバカバカしくて、それでいて必死で・・・マァいいや。おいちゃんは元々オレと弟の間でどのライブや演奏の時にも要チェックな人物なのでもうエエ。大槻ケンヂと橘高文彦の仲直りライブ見た後、キンショーのライブ見たら分かるって。おいちゃんの存在感。もうそれだけでいい。

しかしこれ全部本当か?と思うくらい運命的なバンドだ。何かなるべくしてなっていった感じが、物語を読むよう。いつかグミチョコ見たいなのじゃなくて、本当の「筋肉少女帯物語」にして欲しい。オーケン小説の再開まだかなぁ〜

そうそうおまけの未発表音源CDも凄かった・・・と言うかどれだけ昔の音源出て来るんだよ。キンショーのナゴムコレクションの時煮出しつくしたのかと思ったのに・・・

何しか、ステキな一冊でした。

関係ないけど、リンクも張らせてもらってる「るみね」さんの自主出版キンショー活動本。その内分けてもらおうと思ってたら、気が付いたら配布終了になってた・・・是非とも読んでみたかったのになぁ失敗したよ〜。今からでも下さいってお願いしてみようか・・・

マリリン・マラソン

2007年05月24日 12:00

例の母親をのこぎりで切ってた少年は、マリリン・マンソンを良く聞いていたらしい。多分「メカニカル・アニマル」辺りだろうな。しかしマァ、よくマリリン・マンソンに影響されたなぁ〜どんだけ不道徳な事を言ってんだか知らんけど、オレにはなんて言ってんのか全く理解出来なかった。曲自体から来る恐怖なら多分「スリップノット」の方がよっぽど凄いと思う。多分、彼は物凄い英語が出来たんだろうな。

さて、最近江戸川乱歩から一歩出てオーケンの小説を読んでる。今読んでるのは「ぐるぐる使い」。やっぱり名作だと思う。センスがいいな〜あの頃はホント脂が乗ってたんだろうな。イヤ、今でも好きなんだけど、「ロコ。思うままに」と「ぐるぐる使い」を比べたらやっぱり「ぐるぐる使い」の方が面白いと思う。

マァ、そんな話。

取り合えず、オレもあんな話を書けるようになりて〜!!

2007年05月02日 11:04

二度同じネタを書くのは無粋なのかもしれない。それでも書かずにはいられない今の気持ちをツラツラと書きます。

オーケンが江戸川乱歩の裏の最高傑作と評した「蟲」。この、オレがい今まで読んだ中で最も純粋な恋の物語は何度読んでも、たまらなくなってくる。

特に後半の、征木愛造の追い詰められていく様がどうにもこうにも、切なくて、それでいて悲しい。居た堪れなくなっていく征木愛造の心持の表現は、ここまでのものを空想で書く事が果たして可能なのかと首を傾げるほどに、リアルで、共感できてしまう。きっとオレもこうなると思う。あの状態なら。

愛する人を殺さなければならなくなった経緯にしても、本文では「厭人狂者ぶり」と書いているけども、決してそんな事は無く、何よりも自然に感じられた。特にオレの場合は、自分も極度の厭人だからかも知れないけれども。

その作りこまれた世界観は、それがはるかもう80年も前の小説だとは思うことが出来ない。すでに古典小説の部類に入ってなお、ここまでの新鮮さと斬新さを見出すものはそう無いと思うんだけども・・・

マァ、そんな感じで熱くなってしまったけども、次は「押し絵と旅する男」か「屋根裏の散歩者」でも読む事にしよう。

・・・実はまだ「ヌイグルマー」も読んでないんだけども・・・


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